「フロントガラスを交換したいけれど、車が使えない時間はどのくらいになるのだろう」通勤や送迎で車を毎日使う方にとって、これは費用と同じくらい気になるポイントです。

この記事では、フロントガラスの交換にかかる作業時間の目安と、即日で終わらないことがある理由を、多治見市の自動車ガラス専門店TSGが解説します。

リペアと交換、作業時間の目安

ヒビや傷の状態によって、リペア(修理)で済む場合と、交換が必要な場合があります。作業そのものにかかる時間の目安は次の通りです。

  • リペア(修理): 作業時間30分〜60分程度
  • 交換: 作業時間数時間〜1日程度

リペアは傷の部分に専用の樹脂を注入して補修する作業のため短時間で終わりますが、交換は古いガラスを取り外し、車体側の接着面を清掃・処理したうえで新しいガラスを取り付け、接着剤で固定するため、リペアより工程が多く時間がかかります。

傷が500円玉サイズ以下でガラスの端から10cm以上離れていればリペアで対応できることが多く、ヒビが大きい・ガラスの端に近い・線状に伸びているといった場合は交換が必要になります。実際にどちらになるかは、現物を見てもらってからの判断になります。

交換当日、車を動かせるようになるまでの時間

フロントガラスの交換では、ガラスを車体にウレタン系の接着剤で固定する工法が一般的です。作業自体が終わっても、この接着剤が硬化するまでは車を動かせません。

接着剤の硬化時間は季節で変わる

接着剤の硬化時間は、通常2〜3時間程度が目安ですが、冬場など気温が低い時期は半日ほどかかる場合があります。硬化が終わるまでは車に乗れないため、当日中に予定を入れている場合は余裕を持ったスケジュールにしておくと安心です。

フロントガラスは、単なる視界確保の部品ではなく、助手席側エアバッグが正しく展開するための支持構造の一部にもなっています。接着剤がしっかり硬化する前に走行してしまうと、この構造が十分に機能しない可能性があるため、硬化時間はきちんと守る必要があります。

即日対応にならないことがある理由

「今日中に直したい」と思っても、即日対応できないケースがあります。TSGへのヒアリングでは、次のような回答がありました。

ガラス・部品は在庫せず、その都度取り寄せている

あらかじめ部品を用意している場合は即日お引き渡し可能ですが、ADAS(先進安全自動車)の場合、エーミングが必要となるため翌日以降のお引き渡しとなります。ガラス・交換付属部品は在庫をしておらず、すべてガラスメーカー・部品メーカーからのお取り寄せとなります。納期に関しては都度の問い合わせが必要です。

つまり、即日対応できるかどうかは、その車種のガラスの在庫状況と、ADAS搭載車かどうかで大きく変わります。飛び石によるヒビは車種を選ばず起こるトラブルのため、在庫のないガラスの場合は取り寄せの時間が必要になるのが実情です。

車種による違いと、早く仕上げてもらうためにできること

国産の一般的な車種であれば比較的早く部品が手に入ることが多い一方、輸入車やめずらしい車種の場合は、ガラスの取り寄せにさらに時間がかかることがあります。輸入車は、車種によって国内に在庫が少なく、海外から取り寄せる形になることもあるため、納期が読みにくくなりがちです。

また、年式が古い車種や生産終了から時間が経っている車種も、純正ガラスの入手に時間がかかることがあります。この場合、国産・輸入の社外品(純正品以外のガラス)を選択肢に入れることで、納期を短縮できる場合もあります。

私たちTSGは創業40年、これまでに5万台以上のフロントガラス交換に携わってきました。国産車から輸入車まで、幅広い車種の取り寄せ・交換に対応しています。

施工事例: ホンダ N-BOX フロントガラス交換(軽自動車の施工事例)

施工事例: アルファロメオ ジュリエッタ フロントガラス交換・エーミング作業(輸入車の施工事例)

少しでも早く仕上げてほしい場合は、ヒビに気づいた時点でできるだけ早く連絡し、車種とヒビの状態を伝えておくことがポイントです。部品の手配を先に進められれば、来店から作業完了までの時間を短縮できます。

相談から交換完了までの一般的な流れ

初めてフロントガラスの交換を依頼する場合、どのような流れで進むのか分からず不安になる方も多いのではないでしょうか。一般的には次のような流れになります。

  • 連絡・現物確認: 電話やLINEなどで状況を伝え、来店して現物を確認してもらう
  • 見積もり・部品手配: リペアか交換か、費用と納期の見積もりを取り、必要に応じて部品を発注する
  • 作業・お引き渡し: ガラスの取り付けと接着剤の硬化を経て、車を受け取る

部品の在庫状況によっては、見積もりから作業まで数日空くこともあります。予定が決まっている場合は、その旨を伝えておくとスケジュールを組みやすくなります。

Q
フロントガラスの交換は当日中に終わりますか?
A

部品をあらかじめ用意できている場合は即日対応できることもありますが、ガラス・部品は在庫せず取り寄せになる場合が多く、ADAS搭載車でエーミングが必要な場合は翌日以降になります。まずは車種と状態を伝えてご相談ください。

Q
作業が終わったらすぐに車に乗って帰れますか?
A

いいえ。接着剤が硬化するまでは車を動かせません。硬化時間は通常2〜3時間程度ですが、冬場など気温が低い時期は半日ほどかかることがあります。

Q
軽自動車と輸入車で、交換にかかる時間は変わりますか?
A

変わることがあります。国産の一般的な車種は比較的早く部品が手に入りやすい一方、輸入車やめずらしい車種は取り寄せにさらに時間がかかる場合があります。

Q
車検前に交換する場合、いつまでに相談すればよいですか?
A

できるだけ早めのご相談をおすすめします。部品の取り寄せや、ADAS車のエーミングが必要な場合のスケジュールを考えると、車検の予約日から逆算して1〜2週間前には一度見積もりを取っておくと安心です。詳しくは車検とヒビの関係を解説した記事もご覧ください。

Q
保険を使う場合、時間が余計にかかりますか?
A

保険会社への連絡や損害確認の手続きが加わる分、自己負担で進める場合より日数がかかることがあります。時間を優先したい場合は、先に見積もりだけ取っておき、保険を使うかどうかは別途検討する進め方もあります。

まとめ

フロントガラスの交換作業そのものは数時間〜1日程度が目安ですが、接着剤の硬化時間(季節によって2〜3時間〜半日)や、ガラスの取り寄せ、ADAS車のエーミングの有無によって、実際に車を受け取れるまでの時間は変わります。

「今日中に直したい」という気持ちはよく分かりますが、部品の在庫や接着剤の硬化、ADAS車のエーミングといった安全に関わる工程は省略できません。余裕を持ったスケジュールで相談することが、結果的に一番スムーズな解決につながります。

TSGでは、車種とヒビの状態を伺ったうえで、できるだけ早く仕上げられるようスケジュールをご案内しています。多治見エリアでフロントガラスのトラブルにお困りの方は、お気軽にご相談ください。