リペア修理とは小さなキズがそれ以上大きなヒビにならないように、透明なレジン液(樹脂)をキズに流し込んでヒビの伸長を止めるという措置です。
作業の為に鏡を車内から設置しました。
キズは2つに見えますが、上の部分が実際のキズです。
下の部分はガラスのキズが鏡に写っています。

レジン液を入れやすくする為にキズをドリルで削ります。

レジン液を注入する機械の土台を設置します。

レジン液を注入する機械を取り付けます。
フロントガラスの表面に見える粉は、ドリルで削ったガラスの粉です。

レジン液注入後の状態。紫外線を当ててレジンの硬化をしました。

フロントガラス表面の硬化したレジンを削り取ります。

施工後のキズの状態です。
キズは消えてなくなるワケではなく、レジン液を注入した影響で目立たなくなる事はありますが、紫外線による変色やレジンの経年劣化によって再びキズが目立って見える事があります。